あれ? 昨日ランオフで、元気がある。
今日は体が軽い、少しペースを上げて走りたいな。
インターバル走だから、少し早めのペースの日だ。
そんな元気な日のランニングに、つい手が伸びてしまうシューズ。それがASICSの「Novablast 5(ノバブラスト 5)」
履きごこちもいいのに、よく弾んで足が回る。今回は、初マラソンでサブ4に導いてくれたノバブラスト5をレビューしていく。
購入の経緯:サブ4達成の定番だったから
当時は、信頼の置ける Brooks Ghost 17 やホカクリフトン10を所有していたが、サブ4達成にはもう少しだけ助力が欲しかった。
そこで、白羽の矢が当たった一足がこのシューズだった。
当時はadidas SL2とも悩んでいた。こちらも良いシューズで推進力はよく軽快な足さばきが、可能だった。
決めては履き心地と足入れの感触だ。
4時間という長い時間、履いていたいと思えるデザインと機能性だったから、ノバブラスト5を選んだのだ。
スペックと第一印象:ゆとりのあるフィット感
- サイズ・ワイズ: 全体的に作りはゆったり目。普段26cmの幅広タイプを履いているが、このシューズは3Eサイズもあるものの2Eでも問題ない幅だった。
- デザイン: 形状も去ることながら、淡い色つがいと模様が気に入っている。
- 柔軟性: ソールは柔らかさがある。足指の曲がる動きを邪魔しない。
走行フィール:弾む楽しさ
実際に250kmほど使用して感じた感触を伝えたい。
反発・弾む感覚が自然
反発のキレは良い。ただ、レスポンスがものすごい早いかと問われれば自然なんだ。悪く言えば並となる。
柔らかさの弊害「ズレ」と「倒れ込み」
一方、ゆったりしたフィット感ゆえに、スピードを上げると靴の中で足がわずかに動く(ズレる)ことがある。また、ソールが柔らかいため、着地時に内側へ少し倒れ込む感覚がある。
私の左足首が弱いせいか、不整地(砂利道など)で使用することは憚るシューズだ。もし砂利道でも走りたいという方はbrooks Ghost17など厚底すぎずにやや固めなフィーリングのシューズがあなたを守るだろう。
⚠️ 注意点 足首が弱い人や、プロネーション(着地のクセ)が強い人は、この柔らかさが不安定さに繋がるおそれあり。


失敗談:フルマラソンで起きた「親指の爪のトラブル」
実はこのシューズ、私が初めてフルマラソンを走った時に使用した思い出の品だ。
でも、レース終了後、親指の爪が黒くなってしまった。 レース中、わかってはいた。何か親指が当たると。原因は、ゆったりした構造にもかかわらず、薄手のソックスでかつ滑りやすいものを使用してしまったからだ。加えて、足のむくみを想定しシューレース(靴紐)を適度な強さで結ぶことを意識しすぎて、若干緩めに履いてしまったせいだ。
そんな、いくつかの原因によって長距離走行で足がシューズ内でズレ、つま先が当たり続けたせいだと推測している。
ただし、その後15km程度のランニングでは全く問題がなかった。
サブ4の本命シューズに選ばれやすいこのシューズだが、サブ4ペースよりも速いペースで走れるランナーがサブ4を目指すときには、もう少しトラブルが少ないシューズをおすすめすることになるだろう。
Novablast 5は「長距離を耐え抜く」よりも、「中距離を気持ちよく駆け抜ける」方が向いているのかもしれない。
こんな人におすすめ!
✅ おすすめしたい人
- 2〜3足目の使い分け用シューズを探している
- 週1回のランニングを、とにかく「楽しく」走りたい
- 元気な日にペースアップを楽しみたい
❌ 注意が必要な人
- これからランニングを始める超初心者(安定性がもっと高い靴がおすすめ)
- 足首の筋力に不安がある人
- 長距離レースで安定性を最優先したい人
ランニングの「楽しさ」を思い出させてくれる
ノバブラスト5は、決して万人向けの「優等生」な靴ではないかもしれない。しかし「走ることって、ランニングシューズって、こんなに弾んで楽しいものなのか」という根源的な喜びを味あわせてくれる。
元気でエネルギッシュなシューズだと私は感じた一足。手に取ってみてはいかがだろうか。

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