アッパーの無い一枚のソールと紐だけ。裸足に最も近い状態で走れるサンダル。
足を鍛えたい、夏を涼しく走りたい、自分の走り方を見直したい。理由はいくつもありますが、この魅力的なサンダルを手に入れる前につまずいたのはサイズ選びでした。
普段26cmの私が選んだのはUS6。実測データと換算表つきで走りごこちをレビューします。
こんな人におすすめ!
・ランニングにも使えて、足を鍛えられるサンダルを探している
・これからの夏の暑さの中、サンダルで走る開放感を得たい
・ジャストで履けばいいとは聞くが、実際どのサイズを選べばいいかわからない
・サンダルでランニングってどんな感じなのか気になる
結論:26cmの私はUS6。でも、迷うならUS6.5でいい
- 普段26cmのランニングシューズを履く私が選んだのはUS6(表記24cm・実測25cm)
- 正直に言うと、US6.5の方が安心して履けたと思う。 US6はジャストで機動力は文句なしだが、余裕はないです。
- 表記サイズと実測は1cm違う。 US6は表記24cmだが、ソールの実測は25cm。ここを見誤りそうになりました。
- 公式推奨は「2サイズ(1cm)下げ」。ただし私は型紙に足を乗せて、それでも余ったのでもう1段下げました
- 迷ったら公式の型紙を縮尺100%で印刷して、足を乗せる。 これが唯一確実な方法です。
サイズごとの目安は下の表へ。
サイズ換算表:どのサイズを選ぶか
表1:どのサイズを選ぶか(メンズ)
| 普段のランニングシューズ | 迷ったらこれ | ジャスト志向 |
|---|---|---|
| 24cm | US4.5 | US4 |
| 24.5cm | US5 | US4.5 |
| 25cm | US5.5 | US5 |
| 25.5cm | US6 | US5.5 |
| 26cm | US6.5 | US6 ← 私が選んだサイズ |
| 26.5cm | US7 | US6.5 |
| 27cm | US7.5 | US7 |
| 27.5cm | US8 | US7.5 |
| 28cm | US8.5 | US8 |
| 28.5cm | US9 | US8.5 |
| 29cm | US9.5 | US9 |
基本ルール:普段のランニングシューズサイズ − 1.5cm = 迷ったときの表記サイズ
(ジャストで機動力を取るなら −2cm)
私は−2cm(US6)を選び、ほとんど問題なく走れているし後悔もしていませんが、不整地でも走りたいなど汎用性を求める方には−1.5cmをすいしょうしますし、私がもう一度選ぶなら−1.5cm(US6.5)にします。
表2:表記サイズと実測は1cm違う
ここがいちばん誤解されやすいポイント。
| ルナサンダル表記 | 表記上のcm | ソール実測 |
|---|---|---|
| US4 | 22cm | 約23cm |
| US4.5 | 22.5cm | 約23.5cm |
| US5 | 23cm | 約24cm |
| US5.5 | 23.5cm | 約24.5cm |
| US6 | 24cm | 25cm ← 実測確認済み |
| US6.5 | 24.5cm | 約25.5cm |
| US7 | 25cm | 約26cm |
| US7.5 | 25.5cm | 約26.5cm |
| US8 | 26cm | 約27cm |
| US8.5 | 26.5cm | 約27.5cm |
| US9 | 27cm | 約28cm |
| US9.5 | 27.5cm | 約28.5cm |

「US6=24cm」と書いてあっても、実際のソールは25cm。 表記の数字を自分の足長と直接比べると、1サイズぶん間違える事になってしまいます。
ウィメンズ
メンズ表記の4サイズ上が対応(例:メンズUS6 = ウィメンズUS8)。
型紙で確認する方法
公式の型紙は実物の大きさと相違無かったです。もし、自分にあった完璧なサイズを求めるならば、必ず印刷し、その紙に足を乗せてくださいね。
- PDFを開いたら印刷設定で「実際のサイズ」「100%」を選ぶ(「用紙に合わせる」だと縮むおそれあり)
- 印刷後、定規で基準線の長さを測って縮尺が正しいか検算する
- 立った状態で紙に足を乗せる(座ると足は短くなる)
- 夕方に測る。朝より足はむくんで大きい
- かかとは「し」の字にRが付いているので、接地面はやや後ろ寄りに履ける。実測ぴったりでなくても収まりはします。
幅広の足(私も右足がワイド寄り)でも、ルナサンダルはアッパーがないためシューズほど幅で悩まない。ただし前坪(親指と人差し指の間)の当たりは出るので、型紙では幅もあわせて確認を。
26cmでUS6を選んだ実測
私は男性です。このため以下はメンズサイズとして読んでください。女性はusサイズだと4サイズ(メンズのus6はウィメンズのus8に該当する)上の話だとしてください。
普段のランニングシューズは26cmを着用しています。右足は幅が広く、ワイドを選択しています。
公式サイトの推奨は2サイズ(1cm)下げの型紙を印刷して、足を上に乗せてみました。でも、サンダル先端と指の間には隙間が生まれていました。そこでもう少しサイズを下げてみました。
次に、us6.5(24.5cm)とus6(24cm)とで悩みました。
ここで多くのサイトを見漁る。販売店のサイトだって見た。けれど、自分の感覚と合致しない。
販売店のサイトも何軒か見て回ったんですが、自分の感覚とぴったり合致するものはなかった。最終的には、型紙での実測を基準に判断しました。
上述した通り、us6(24cm)として購入しても、実際は25cmの長さがありました。

実際のフィット感
幅はやや小さめだがジャストだ。今のところ問題はない。ただワンサイズ上を選ぶことでソールが大きくなることによって問題は少なくなるように感じる。


実際には小さめのサイズでも対応可能だ。
ジャストを選ぶと、機動力が完璧になった感覚。ただ、実際そこまで悩まなくても良かったのかもしれない。不整地や山道に行くのであれば、タイト目のジャストよりも、ワンサイズ上げたもののほうが安心感はある。monoやトレイル向けのものを購入するのであれば、私はワンサイズ上げたものを購入する予定だ。


ベナード2.0とMono Retro、どちらを選ぶか
裸足感覚で走ることをコンセプトにしたサンダル。ランニング用として使うブームが来てます。私が選んだのはVenado 2.0。軽量でランニング向けのモデルです。
この他にもMono Retroとも悩みました。こちらは万能な一足で不整地でも対応しやすいモデルだそう。創業者も愛するもの。
ここで私が悩んだ2足の比較表を公式サイトを参考に作成した。
| Venado 2.0 | Mono Retro | |
|---|---|---|
| コンセプト | ルナの原点。最軽量&最薄の定番モデル | 最もベーシックな定番モデル。オールラウンドなアドベンチャーサンダルで、最もポピュラーなモデル |
| 特徴 | 地面のダイレクトな感触は「裸足感覚」を感じることができ、自分が着地している位置を足音や筋疲労などのサインとして伝えてくれる、『走り方と向き合えるサンダル』。今一度自分の走り方を見直すキッカケに | 軽量ながら高いクッション性と、パッキング時にもかさばらない小型サイズ。ラグが鋭すぎないVibram® Morflexソールは都市生活にも心地よくフィット。長時間使用でも疲れにくく、ハイキング、旅行、ラウンジ、キャンプ、ランニングと多用途 |
| 重量 | 125g (US9) | 167g (US9) |
| 厚み | 9mm | ベース11mm+ラグ4mm |
| 詳細 | 公式サイトへ | 公式サイトへ |
重要な点は重量と厚み、それにラグの有無です。
私は不整地を走る予定は無く、軽量かつ厚みを薄くし、自分の足を鍛えたかったんです。
今回サンダルをランニングで使うことをとおして自分の走り方を見直してみようと思ってました。venado 2.0を選ぶ大きな理由です。
今後、トレイルで使用を検討するならば、monoは第1候補に出てくるものです。
そもそも、なぜサンダルランを始めるのか?
初マラソンの35kmを過ぎた地点。私の太ももやふくらはぎは攣る寸前でした。
幸い、攣りはしなかったものの、マラソン完走後には極度の筋肉痛が襲いかかる。
そこで生じた疑問です。
- 筋トレ不足だったのか?
- それともフォームが悪かったのか?
と。調べていくなか、サンダルラン(ベアフットランニング)がいいらしいことを知りました。
ソースは、「最高のランニングのための科学 ―ケガしない走り方、歩き方― 近藤 隆文(訳) マーク・ククゼラ(著)」です。
火付け役はもちろん「BORN TO RUN 走るために生まれた ウルトラランナーVS人類最強の“走る民族” クリストファー・マクドゥーガル (著), 近藤 隆文 (翻訳) 」
BORN TO RUNは2作目も発売されているので興味がある方は読んでみては?
3回走ってみた正直レポート
1回目(9km、普段のジョグと同ペース)
走る前には数回歩いていました。歩いている段階では痛みは無く、ただ薄いソールだと感じているだけ……。
その日は調子に乗っていました。スピードも去ることながら、距離を重ねすぎた結果、ふくらはぎがパンパンに! その後数日、ランオフし、日常生活にも支障をきたしてしまいました。詳細は4月の練習日誌で。
2回目(3.83km、普段より20秒〜40秒程度遅いペース)
体調がやや悪い中で走りました。距離を抑えて走る代わりに筋トレ代わりにvenadoを使用。途中でふくらはぎに筋肉痛の感覚が出たので早めに帰宅しました。無理をしないのが正解! 痛みはすぐに引き問題なく生活もでき、翌日も走ることができました。
3回目(8.24km、普段より20秒〜40秒程度遅いペース)
30km走の2日後、イージーペースで走りました。
利き足ではない方のふくらはぎがやや張りましたが、筋肉痛になるほどではなかったです。1回目、2回目と比べて明らかに慣れてきます。この間(20日程度)、歩く機会があれば、venadoで過ごしていたからかな? それとも、走り方が徐々に適応し始めてるからでしょうか?
今後もランニングを行った体感に変化が起こったときには追記していきます。
走行フィール
爽快感について
アッパーが無いことはこれほど開放感に溢れていることに驚きます。紐の締めを問題なく行えば、足に対するサンダルの追従性もよく、心地よい。
ただ急に立ち止まることや、踏ん張ることが難しいのは欠点です。
ピッチについて
普段、ピッチは180に届くか届かないか程度にすることを努めていますが、サンダルランでは自然と185〜190程度になってしまいます。
足の痛みに怯えてそうなっているためちょこちょこ走りになってしまっているからか、それとも体が適応しているからでしょうか?
ソールについて
底打ち感はそこまで気になりませんが、親指と人差し指の間の部分(前坪)が坂を下る時に食い込みが強くなるため気を使って走ることもあります。
0ドロップのためかソールに厚みが無いからか、足底の伸展やアキレス腱あたりがいつもより伸びる感覚があり、足へのトレーニングの多様性につながっている感覚は幸せです。
サンダル以外の選択肢
ゼロドロップシューズ
ベアフットシューズは昨今、かなり流行っています。
このため、いくつも紹介するよりも私が使っている0ドロップシューズをちらっと紹介。
それがアルトラのエスカランテ4とエスカランテレーサー2です。
アルトラは足の指先がシューズの中で自由に動きます。
エスカランテ4は日常用にもぴったりなソールの厚みであり、エスカランテレーサー2はランニングにおいて鍛錬にちょうど良いです。
私自身はエスカランテ4を普段遣いにしています。

純粋に裸足
サンダルは裸足に如かず。
次の予定もなく、帰宅後シャワーに直行する気でいるのなら、公園や森の自然を裸足で歩き、走ってほしいですね。
とても楽しいんですよ。足裏の細かな刺激と木の幹の猛々しさが心地よい感覚。サンダルであっても大地との距離があることを思い出します。
アスファルトの上で過ごしていると忘れがちな感覚を取り戻す。
ルナサンダルで近場の自然まで走り、そこで裸足を感じるのはいかがでしょうか?
サイズ選びの結論
購入にあたっては、試着あるいは型紙に足を当てることは必須!
- 裸足感覚を試したい
- ふくらはぎを鍛えたい
- 夏の暑い中であっても、サンダルで爽快に走りたい
ただし、ランニング使用時の初回には十分注意すること! 調子に乗らず、地道に鍛錬していくように。
ベナードのうすさでは不安が残り、ラグが無いと困るという人はモノがおすすめ。

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