みなさんもシューズ選びで後悔したことが1度や2度はありませんか?
・サイズは合っているはずなのに、走ると小指が当たる
・高いシューズを買ったのに、10km過ぎると足が痺れる
・店員さんに勧められたサイズなのに、爪が黒くなってきて、痛い……。
これはサイズではなく、ワイズ(幅)の問題かも? ランニングシューズはサイズだけで選ぶと失敗するおそれがあります!
この記事では、実際に10足以上を履き比べた経験をもとに、サイズ・ワイズ・用途の3軸でシューズを選ぶ方法を解説します。
サイズとワイズは別物!

ランニングシューズには2つの数字があります。
サイズ:シューズの長さ。足で言えば1.足長のこと。23.0cmや26.5cmといった表記。
ワイズ(ウィズ):シューズの幅。足で言えば図の②足囲と③足幅のこと。ブランドによって表記が異なります。
この2つを混同したままシューズを選ぶと、長さは合っているのに幅が合わないあるいは幅が合っているのに長さが合わない、なんてことが起きます。
ランニングシューズのサイズは「実寸+1.0〜1.3cm」が基準

足の指を自由に動かせつつ、中足部のフィット感を得ることに加え、指の曲がる箇所とシューズのしなる位置を最適にするのであれば、実寸+1.0〜1.3cmが丁度良い選択になります。
ランニングで長距離を走る場合には足がむくむことに加え、足とシューズがフィットしておらず、前後にズレて当たることで痛みが発生してしまう、こともあります。
例えば、実寸25.0cmの足であれば、26.0 or 26.5cmのシューズを選ぶ。そんな感じです。
ただしこれはあくまで目安となります。メーカーによって同じ26.0cmでも長さが違います。
加えて、自分のサイズ感の好みが今後出てくるでしょう。自然に履けて、違和感無く心地よいという直感も大切です。
実寸の正確な測り方はZOZOMATが便利。左右差も含めて1mm単位で計測できます。

ワイズ(幅)の表記はブランドで全然違う
ここが一番ややこしい部分です。ブランドによってワイズの表記体系が違いますし、シューズモデルによってはワイズ展開を行っていないことも多々あります。
日本ブランド(ASICS・Mizuno)
JIS規格に準拠したE表記を使用。
| 表記 | 幅の目安 |
|---|---|
| E / NARROW | 細め |
| 2E / STANDARD | 標準(日本人の平均的な幅) |
| 3E / WIDE | 幅広 |
| 4E / EXTRA WIDE | 超幅広 |
ASICSのメンズ標準は2Eです。日本人の足型に合わせた設計なので、幅広足でも対応しやすい。
※レースモデルや一部モデルにより幅が狭い場合もあります。(個人的体験)
欧米ブランド(Brooks・Nike・Hokaなど)
アルファベット1文字(B・D・2Eなど)で表記。Dが標準幅で、Bが細め、2EやWideが幅広になります。
| 表記 | 幅の目安 | JIS換算の目安 |
|---|---|---|
| B | 細め | E相当 |
| D | 標準 | 2E相当 |
| 2E / Wide | 幅広 | 3E相当 |
| 4E / Extra Wide | 超幅広 | 4E相当 |
ワイズ展開について以下にまとめています。参考までに。
メーカー別の特徴(実体験ベース)
アシックス
日本人の足型に合わせて設計。
モデルによって幅が異なり、2Eとされていても一定ではありません。
Novablast5は反発が強く、元気な日のトレーニングに向いてます。ただし足首のサポートが薄めで足首が弱い人は注意。サイズ感はやや幅広です。

ブルックス
Dワイズ(普通幅)で、ジャストなサイズを選択した場合、幅はタイトめ〜普通です。細身な人にぴったりなメーカーだと感じています。
Ghost17等一部シューズにはワイズ展開が有り、4Eまで設定されていることから、好きなモデルがあれば、幅広の方でもおすすめです!
シューズの感触としてはクッションと安定のバランスが良く、質実剛健なメーカーが作っている印象です。


アディダス
モデルによってサイズ感が大きく違います。
evoSLは26.0cmで幅も広く感じフィットしたのですが、SL2は同じ26.0cmでは幅が窮屈で26.5cmでようやく合った印象です。どちらも試し履きしかしていないのですが。
ナイキ
ナイキは大人気のシューズメーカーですが、幅広な私としては少しタイトに感じます。
ワイズ展開が一部あるシューズもありますが、なかなかジャストで履けずに悩んでいます。
細身〜普通幅の人にはちょうど良いメーカーだろうと思います。
イチョウペガサス41は幅がやや広めで試し履きをした時、26.0cmで問題なく感じたのです。しかし、何度か走ると幅が狭くしびれを感じていました。
そこで、薄手の靴下を着用し、使用したところどうにかは着こなすことができた一足にはなりました。


アンダーアーマー
幅はやや細め〜普通です。フィット感が強くシューズが足をしっかりホールドします。
ただ、幅広な私はジャストで履くためには薄手の靴下が必須でした。この点には注意してください。


おすすめの薄手な靴下はインナーファクトのものです。速乾性・耐久性に優れた靴下です。
実際のシューズ選び手順
足のサイズを測ること
ランニングシューズの店舗に行き、店員さんに依頼すれば必ず足を計測していただけます。
自宅でやる際には定規を使いながらもできますが、より簡単に誤差無く行うにはZOZOMATがおすすめです。
ZOZOMATについては下記のリンク先で解説しています。ご覧ください。


できれば試着(通販の場合は返品ポリシーを確認)
店舗に行き試着することがベストです。このとき、必ずランニングで使う靴下で試着をしましょう。
試着のときには、実寸+1.0〜1.3cmを基準にサイズを選ぶこと。次いで靴紐をしっかり緩めて、かかとを合わせて、トントンして、後ろをしっかり固定してから、適度に靴紐を結びましょう。必ず両足履くこと。
可能であれば1サイズ前後のものも履き比べしっくりするものを選ぶことです。
ですが、購入するかどうか微妙なときって、そこまで店員さんの時間を割いて試着させてもらうのはなーって、消極的になりませんか?
そんな人にはAmazon Fashionの「試着後の30日間返品送料無料」がとってもおすすめです。


サイズに迷ったら、用途によってシューズを購入する
ジョグ・長距離用
推奨はジャスト〜ゆったりめ(迷った2サイズの内、大きめで)
毎日の足入れに窮屈さを感じてしまうと、走り出すことが億劫になってしまうので。
タイトなものだと靴下を薄手にしないといけない、足に痛みが出てしまうかも。なんて考えてしまうことも。普段のジョグの日には極力面倒に感じないシューズにしたいものです。
ジャストが望ましいですが、ゆったり目でも履き続けることができるでしょう。
スピード用
推奨はタイトからジャスト(迷った2サイズの内、小さめで)
スピードを出す時にゆるゆるなシューズでは本気になれませんよね?
スピード練習であれば最悪2、3回程度履き、それでも相性が合わないと感じたら、売却したらいいと思うんです。
そのシューズにときめきを感じているのであれば、大きめのサイズを購入してみるもいいし、そうでないならば、別のシューズを探しましょう!
元も子も無い気がしますが、スピード練習を楽しく取り組むためにもこれがベストだと感じてます。
レース用
推奨は好みです。
レース当日。そのシューズを履くんです。
痛くなっても遅くなってもそれはあなたが悩んで選んだシューズと感覚を信じで選んだサイズですから。
レース後に後悔があるかもしれませんが、それも含めて楽しいって感じるのがランニングっていうスポーツで、自分で選べる楽しさじゃないですかね?



2サイズともAmazon Fashionで試着してみるのも全然ありだなぁ。
各メーカーの海外サイズとcm表記について
日本はcm表記でシューズのサイズが展開されていますが、海外だとUSやEU、UKなどのサイズ表記で展開されています。しかも、各社、展開サイズとcm表記が微妙にずれているという仕様……。合わせてもらえないものかと思いますが仕方有りません。
このため以下のツールを作成しました。
海外サイトでシューズを購入するなどの時に、参考にしていただけると幸いです。
おすすめシューズ一覧
これまで使用してきたシューズの中で特におすすめで幅広めを選択できるシューズを一覧にしました。
| シューズ | 用途 | 幅の設定 | 価格帯 |
|---|---|---|---|
| ブルックス Ghost17 | デイリー | 広め、超広めもある | ¥17,000前後 |
| ホカ Clifton10 | デイリー・長距離 | 広め、超広めもある | ¥18,000前後 |
| アシックス Novablast5 | トレーニング全般 | 通常でも広め、展開もある。 | ¥17,000前後 |
まとめ
サイズは実寸+1.0〜1.3cm。
ワイズはブランドで表記が違う。
まず自分の実寸と幅を正確に把握してから選ぶのが失敗しない鉄則。
ZOZOMATで計測→用途とメーカーの傾向で絞る→試着する。
この順番で選べばサイズ選びの失敗はほぼなくなります。
1.今すぐ自分の「実寸」をZOZOMATで測る。
2.自分の足が「幅広」か「標準」かを知る。
3.幅広ならワイドモデルからチェックする。
楽しくランニングを継続するために適切なサイズ選びをしましょう!






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