Brooks Ghost 18 レビュー | 2E→4E 幅広足な私はexワイドを選択。堅実なゴーストは前作の17から何が変わった?

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Brooks Ghost シリーズは実直で安心感たっぷりなニュートラルシューズ。

The 中道って言葉がぴったりです。

ただ、私の足では2Eでも、まだ狭かったんです。

前作Ghost 17を2E(ワイド)で500kmも走ったのに依然消えなかった右足の親指の付け根あたりの違和感。ほんの少しソールからはみ出している……。

だから最新作のゴースト18は4E(スーパーワイド)をやむなくですが選びました。結論から言うと、足の指先に空間が取れて普段のシチュエーションであっても快適です。

Ghost 18そのものは「派手さゼロ、信頼性マックス」の王道デイリートレーナーです。実際にぱっと見ただけで17と18の違いはわからないかも? 幅狭な人から幅広な人まで皆さんにシューズです

筆者がワイズに悩みつつも購入を決断した理由と前作17との違いをレビューします。

こんな人におすすめ

  • 毎日のジョグ用に耐久性重視の一足を探している
  • クッションは欲しいが重すぎるのは嫌な人
  • 毎日のジョグを安心して積みたい人

筆者(イチョウ)について
ランニング歴2年。初フルマラソン3時間47分完走。
現在サブ3.5を目標にリディアードのランニング・トレーニングを参考に走り込み中です。
本記事のシューズは自費購入した実走のレビューになります。

目次

スペック

・重量:289g(27cm公称)
・スタックハイト:ヒール36mm / 前足部26mm
・ドロップ:10mm(実測ではもう少しある、という海外計測も)
・カラー展開:男女各7カラー
・ウィズ展開(国内):標準(D) / ワイド(2E) / スーパーワイド(4E)
・ミッドソールDNA LOFT v3(窒素注入)
・アウトソールRoadTackラバー
・カテゴリニュートラル・デイリートレーナー

重量は昨今のシューズと比べるとやや重めな数値ですが、実際にはフィット感が良く重さを感じすぎることは有りません。


パラメーター評価

項目評価コメント
静的な感触
かかとのホールド感★★★☆☆4Eのため踵周りは余裕あり。紐で調整可の範囲
中足部のフィット感★★★★☆当たりは優しく、心地よく包まれる
つま先のゆとり(幅・高さ)★★★★★4Eで母指球のはみ出し解消。趾も自由
ソールのねじれ剛性★★★★☆デイリーとして十分な剛性
前足部の曲がりやすさ★★★☆☆屈曲溝どおり自然に曲がる。硬すぎず柔すぎず
走行フィール
接地安定性★★★★☆接地面はフラットでクセがない。
厚底でないことから来る安定もある。
左右のブレにくさ★★★★☆5に迫る安心感。ニュートラルながら不安なし
反発・推進力★★★☆☆推進力に富んでいるということはない。
自力も要する。ただ、反発はやや感じる。
クッション性★★★☆☆柔らかすぎず硬すぎずという感じ。
インソールの改良のためか17(前作)より改善した印象
体感の軽さ★★★☆☆数字なりの重さはあるが、重だるさはない

前作からの変更点としてOrtholite® X-60 インソールが搭載されたそうで、体感としてはほんの少しクッション性が増した印象があります。それよりも2E→4Eへの変更が大きく効いており、つま先の自由度が上がったことが個人的には嬉しいところです!

サイズとフィット感

2Eでもダメだった

私の足データ(ZOZOMAT実測)

項目左足右足
足長25.0cm24.9cm
足幅10.2cm10.7cm
足囲24.6cm25.1cm
指先の形エジプト型エジプト型

私は右足が幅広です。

前作Ghost 17は2Eで500km走りましたが、指周りの狭さは残り、幅の広い右足では親指の母指球あたりがソールから外にはみ出している感覚が消えませんでした。2Eという表記のわりに、体感の幅は「普通からやや幅広」程度です。

このためD(標準)であれば、幅狭な人はジャストで履けるという裏返しでもありますねー。

海外レビューを読んで腑に落ちた

調べてみると、海外のレビューでも同じ指摘がありました。

  • Ghostの前足部はやや先細り(tapered)形状で、計測上ほぼ唯一「狭さを感じうる箇所」がトゥエリア
  • ボリューム(甲周りの容積)も低めの設計で、幅広・甲高の足は標準幅だと長時間でホットスポットが出やすい
  • だからこそ「幅広の足なら、標準で大丈夫と思い込む前に2E/4Eを試せ」というのが複数テスターの共通見解

つまりGhostのラスト自体が「先細り+ローボリューム」。2Eで横幅を足しても、先細り形状とボリューム不足は根本解決しない。こんな理由から4Eでようやくソールの上に足全体が乗る、という理屈です。

4Eの実際

26.0cm 4Eで、母指球のはみ出し感は解消。4Eで心配される踵の緩みは紐で調整可能でした。1時間程度のランまでは擦れも違和感もゼロです(20km超のロング走は今後試して追記します)。通気性も良好で、現状、蒸れは気になりません。というか、前作17でも気になっていなかったので心配はしてません!

正直に言うと、僕の足には3Eがあれば理想でした。4Eはわずかに余裕があります。それでもGhostを履きたかったから、2Eと4Eの二択で迷った上、今回は4Eを選択。逆にかなりの幅広で困っているって人には、ランニング以外の用途としても一番におすすめできるシューズですね。

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【最高】ワイズ展開がすばらしい!

幅広な足にも対応している

日本で4Eが「取り寄せ」じゃなく普通に買える。 ランニングシューズのワイド展開が縮小傾向のなか、国内で標準・ワイド・スーパーワイド(4E)の3展開を維持しているのはGhostの静かな最強ポイント。幅で悩んできた人にとって、これだけで選ぶ理由になります。

【良い】素直な安定感

ゴースト18のソール部分

安定したニュートラルライド。ロッカー形状やギミックに頼らない設計で、接地から蹴り出しまで素直

接地面も前作から変更はないものの、それだけ安定しているということの裏返しかもしれないです。

海外レビューでも「安定感のあるニュートラル」「予測可能で扱いやすい」という評価が共通しています。

【微妙】推進力は控えめ

  • 推進力は控えめ。 DNA LOFT v3は柔らかさと安定のバランス型。跳ねる楽しさを求めるならこのシューズのじゃないシューズで!
  • スピード対応は限定的。 ペースを上げると重さと反発不足が顔を出します。あくまでジョグ〜イージーの相棒。

いい意味で言うと地力をつけるためには丁度良い相棒ですね!

【耐久性】定点観測

前作(17)は500km走行時点でもまだまだ履けると思っていたのですがワイズに不満を感じ、使用をやめてしまいました。

現在は履き始めたばかりなので、実際の評価はこれから。100km時点でアウトソールの状態を同アングルの写真付きで追記していきます。

【比較】ゴースト17と何が違う?

上が18で下が17。どちらもブラックなので似ている。印象はほぼ変わらない。

見た目はほとんど差がありません。公称スペックも実は完全に同一(36/26mm・10mmドロップ・289g)。それでも履き替えると、前足部の厚みが増えたような感覚があります。

これは、Ortholite® X-60 インソールが搭載されたからかも? 公式サイトでは以下の文言がありました。

高い通気性と耐久性を備え、快適さが長く続きます。(公式サイトより)

ただ、これは公平に言うと、比較対象の17が500km走った個体だから、という面もあるか。ヘタったフォームと新品を比べれば厚く感じて当然です。それを差し引いても、2E→4Eというワイズ変更でソール幅・前足部ボリュームが増えたことは、体感の違いに効いていると思います。

走り心地は、シャープさよりも安定が増した印象。グラつきのなさ、安定感はどちらも変わらず良好。ただ、目をつぶって履き比べても、もしかしたらわからないかもしれません。

履き口周りは進化しました。タンの部分が足首に心地よくフィットしてくれます。前作は野暮ったい印象しかなかったのでここは良い点ですね。

タンはジャージの袖のような素材で足首を包んでくれる

実勢価格が下がるようであればゴースト17もかなりおすすめのシューズです。

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【比較】手持ちの他シューズと並べてみる

Ghost 18(4E)Ghost Max 3Clifton 11(wide)Structure 26
位置づけ王道デイリー厚底クッション系軽量デイリー安定性
スタック/ドロップ36/26mm・10mm39/33mm・6mm42/34mm・8mm38/28mm・10mm
重量(27cm公称)289g306g280g296g
ワイズ展開(国内)標準/ワイド/スーパーワイド(4E)標準/ワイドまでレギュラー/ワイド/エキストラワイド標準/エクストラワイド
クッション体感標準的やや もっちり&しっかりめ一番もっちり(ふわふわすぎない)Ghost 18とほぼ同じ

同じBrooks・同じDNA LOFT v3の兄弟でも、Ghost 18とMax 3は別物。Ghost 18はドロップ10mmの伝統的な走り、Max 3はドロップ6mm+ロッカーで転がしていく走り。そしてブルックス内で4E(スーパーワイド)があるのは無印Ghostだけです。

ちなみに私はMax 3と明確な用途分けはしていません。ただ、長い距離ではMax 3の方が疲労が抑えられる体感はあります。あくまで体感ベースですが、迷ったらロング寄りはMax 3、それ以外はどちらでも、くらいの緩い運用です。

使用シーン

使う使わない
・ゆっくりジョグ(〜6:00/km)
・普通のジョグ(6:00〜5:20/km)
・20km以上のロングラン
・普段履き・通勤(Run & Walk表記どおり)
・ペース走(5:00/km前後)
・インターバル走
・レース本番(反発不足・重量的に不向き)

どんな人におすすめ?

  • 標準幅や2Eで「あと一歩」窮屈さが残っている幅広足の人 → 4E、試す価値大(私のように「理想は3E」という足でも、2Eの窮屈さより4Eの余裕の方がずっと快適です)
  • 安定した接地のジョグシューズを探している人
  • とにかく壊れにくい毎日用の一足が欲しい人

私の中で、これからも買い続けたいモデルとなるほど万能な点はいいですね~。

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